東北・北関東を襲った大震災1週間目の3月17日、
余波で交通や電力供給に影響がでていたので、
予定していたお見合いは延期かな、と思っていましたが、
無事カーニャに会うことができました。
ただし、当初予定していた父と母、の組み合わせではなく、
私と父で。
私?私(iseeyou)は後見人です。
仮母さんのお宅から割と近い所にいたので、
急遽仕事を休んで父のお見合いに同行することにしました。
今回、カーニャの父・母となることを希望するのは私の両親ですが、
もし二人に何かあって、カーニャの面倒を看られなくなったときには、
後見人が責任をもってお世話することになります。
今まで進学・就職の際に両親に保証・後見人になってもらったことはありますが、
その逆はなかったので、なんだか責任重大なお役目をいただき、
身が引き締まる思いです。
(本当に自分の体が引き締まったらもっといいんですが・・・)
さて、カーニャとのお見合い。
保護センターに連れて行かれるまでの彼女の生活が
愛情にあふれたものとはとても思えないので、
正直最初はとても警戒されるかな、と思いました。
・・・が、しょっぱなから父に近づいて
緊張しつつも頭をなでてもらって喜んでいます。
父は実際にカーニャに会えてご機嫌です。
カーニャに食べてもらいたくて色々お土産も持参していました。
え?餌でつろうとしてる?そんなこといわないでください。
その後一時間ほど仮母さんから現在のカーニャの様子や
健康状態、行動や摂食の傾向などをうかがいました。
仮母さん(とってもカーニャに愛情をかけて育てて下さっているので
仮母とお呼びするのはなんだか申し訳ない気持ちですが)は、
お電話でお話した時に想像していた以上に素敵な人です。
人との暮らしで必要なことを、カーニャに対して優しく、根気よく、
教えていらっしゃいます。
カーニャが今までどのような犬生を送ってきたか、
正確なところを知る人は誰もいません。
だから、今後彼女の身に起こるどのようなことも、
お互い慣れるまでに乗り越えなければならないどんな困難も、
予想はつかないけれど、受け止める覚悟はできています。
予想はつかないけれど、受け止める覚悟はできています。
今まで私たちの家で家族として育ち、
旅立っていったワンコたちとの生活を思い起こせば
楽しいことばかりではなかったはず。
でもそれを補って余りある幸せを私たち家族にもたらしてくれました。
願わくば、ワンコにとってもそうでありますよう。
さて、カーニャ、早くおいで。
後見人の母はあなたが家に来てくれるのが待ち遠しいそうです。